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普通が普通であること [心象のスケッチ]

神戸の震災の復旧で翌日に入った時も思った。東日本大震災にあった時も思った。そしてコロナウィルスで社会がストップ、そのときいろんなところでいろんなことが起きる。普通がいかに大事なことかを思い知らせれる。自分が知らないうちに鉄道が動きトラックが走り店には品物が溢れ通りは人でいっぱいになる。子供たちの声が溢れ恋人たちが寄り添い、老人は光を浴びている。私はいい時代に生きているんだ、そう思えるのは違う時を知っているから。異常が普通になるそんな時はもういらない。
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青空 [双極性障害Ⅱ]

気持ちはいつも曇天模様
なのに5月の空はどうしてこんなに青い
昨日雨のせいで一層きれいじゃないか
僕の目には涙が溜まる
子供らの足は軽やかに
風を切って白い服の少女が追い越してゆく
どうして僕はくだらないこんな病なんだ
誰だってこんな風と空とお日様がいれば
こころはのびのびせいせいするだろう
陰惨鬱屈怠惰大鬱ああ次の軽躁まで
それがいい状態でないにしても
今よりずっとましだ
そうだよそうだとも
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誰かが [詩(うた)]

誰かがあなたを好きになり始めた
一番最初に見つけたのは僕なのに
何も言えないままにただ時が流れて
気付いたときには遠くなっていた
あの雨の日そっと傘を差し出して
戸惑う僕を置き去りにしてった
そんなことを思いだしても
今は遠い幻思い出帰れない

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小浜線 [旅]

あれはちょうど今頃の季節だったか敦賀から小浜線に乗って天橋立まで行った。敦賀で気比神社にいってお水送りの井戸に参り、駅に戻って駅弁鯛の舞を買って小浜線に乗り込んだ。当時は電化されておらず気動車だった。次に三方五湖を見るために三方で降りた、気山の方が本当は近かったらしい。五胡全部回るクルーズ船があったので行けたが今はないらしい。そのまま三方に泊った、翌日は朝早く小浜行きに乗り、小浜駅から観光バスで海のある奈良国宝巡り(国宝はないはずだが)に乗って寺巡りをした。そして小浜に戻って蘇洞門めぐりの遊覧船に乗った。その晩は小浜に泊り翌日雲浜城に行き商店街で鯖寿司と小鯛笹漬けを買い天橋立に向かった。また、久しぶりに行きたい、電化されて変わったのかな。
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抜釘 [弱音]

昔、ひどい骨折をして半年以上入院した、その時は膝下の脛骨を骨折しちょうど真ん中あたりの腓骨を骨折した。手術で切断は免れたが膝の半月板のところから25Cmのステンレスのプレートをいれた。今ならチタンだろうが当時はステンレスだった。腓骨は位置を戻して放っておけばくっつくからと何もしなかった。壊死したふくらはぎは切除し皮膚は反対の腰から移殖した。しばらくプレートは入れたままでリハビリをしていたが、何かの拍子に脛の金属に物が当たると痛いのなんの。飛行機に乗ればキンコンキンコンと鳴る、いい加減抜いてほしいと思っていたが、やっと抜釘と相成った。入れるときの手術は全身麻酔で10時間以上かかった(ほかにもいっぱいあったので)抜く方は下半身麻酔でわずかに1時間、記念にプレートは持って帰りました、いまでも実家に置いてあります。
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上京して一人の大学生 [思い出]

もう数十年前になるが東京に初めて住んで、大学生活を始めたころ、同じ大学に友達はいなかった。予備校でもほとんど友達がいなかったのでまったくのひとりだった。ただ、大学の語学のクラスが40人ほどいたので、それがすべてだった。サークルに入ったのは6月を過ぎたころだったので、それまではまったく孤独な生活だった。浪人中も同じ下宿の3人くらいしか話をしなかったが、それ以上に誰とも話をしなかった。毎日、高田馬場と花小金井を往復するだけ、食事も自炊か花小金井の駅前の定食屋。こんな事だと言葉すら忘れてしまうのではないかと思った。田舎から上京したての私たちにはよく宗教や学習教材の販売に手を出しそうになる人もいた。私だって危なかったことがある、会員制の遊技場と言って実はネズミ講。すんでのところで逃げ出したが、怖い思いをした。夏休みまでに孤独を脱出しないとそのまま孤独で行くか、あらぬ方向に曲がっていくか、ちょうど今頃だなと思った次第です。
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最近寿司屋行っていない [世捨て人]

ここんとこしばらく回らない寿司屋に行っていない。すしざんまいとか江戸っ子寿司すら行っていない。別に回ってもトリトンとかはなまる、まいもんでもいいんだけどな。スシローやはま寿司なら行ったけれど残念な思いするからな。館山や外房の方のすし屋はレベル的にはいいし、イセエビやヒカリモノも結構うまい。地魚の握りもいいものがある、銚子まで行くとちょっと私には合わない。寿司の町と言えば小樽や函館、塩釜、金沢、佐伯など有名なところもある、八戸や青森、宮古、など東北はうまい。稚内や苫小牧などもそうだった。東京都内はお金さえ出せばいいものがあるけれど、そんな余裕はない、旅費は最低限(マイレージなど)で宿泊費は楽天やTポイントで本当にセコイな、でも勝手だからいいじゃん。ああ、ブドウえびが喰いたい。

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副作用はあるな [世捨て人]

これだけ長い間薬を飲みつ空けると、何らかの副作用を受けているのは仕方ない。世の中など自分御都合よくなど行かないもの。それでも、本体の病気があまり進んでいないだけまだましなのだろう。だが、この物忘れがひどいのは、少しは解消しないと仕事にならない。さっきやったことをすぐ忘れる、人の顔がわからない、こういうのは意外とつらい。草花やキノコの名前も出てこない、図鑑を見てもピントこない。これも、薬害禍、いやただのADHDのせいかもしれない。アウトドアやると少しは調子よくなるんだけど。やっぱり、山かでも今もう暑いんだよな。
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雨の季節に差し掛かる [心象のスケッチ]

雨の日が好きだと言う人は少ないだろう。だけど、雨上がりのあの透明感が好きな人は多いのではないだろうか。雲間から光がさしてさっきまで下を向いていた花がぐんと背伸びをする。遠くの山もくっきりと見えて雲のかけらがだんだん消えて行く。雨だれが作った水溜りに青い空と桜の葉っぱが光っている。台地の上の一本道は遠く遠く伸びている。稲だって陸稲だって麦だってからいもだってみんな水を吸ってお日様を浴びて大きくなるぞと叫んでる。僕は丘の上からにこにこしながら見ている。雨よ恵をもたらせと翠をもっと濃くなれと。
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古きものは滅びるもの [世捨て人]

世の中で変わらないものはない、芸術だ人の心だと言っても移ろい行くものに抗うことはできない。諸行無常か生生流転かそんなものを願ったりしても無駄なこと。宗教を否定するつもりもない、神様や仏様はこの世にいるのではなく人の心の中にいるものだから。兼好法師の仏はいかなるものにか、人のなりたる、というような素朴なものでもないが。好きだからよく古い街歩きをしたりする、そうすると何々寺跡というのがある、特に国分寺などは残っている方が少なく大体が礎石だけになっている。それを見ると時間の経過の厳しさを思う、きっと朱と緑に塗られた門や金堂、塔が建っていた巨大な寺院が礎石を残して跡形もなくなっている。こえとおなじこと、時が経てば私も消える、何の功績もなく伝える子孫もなく。
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