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上京して一人の大学生 [思い出]

もう数十年前になるが東京に初めて住んで、大学生活を始めたころ、同じ大学に友達はいなかった。予備校でもほとんど友達がいなかったのでまったくのひとりだった。ただ、大学の語学のクラスが40人ほどいたので、それがすべてだった。サークルに入ったのは6月を過ぎたころだったので、それまではまったく孤独な生活だった。浪人中も同じ下宿の3人くらいしか話をしなかったが、それ以上に誰とも話をしなかった。毎日、高田馬場と花小金井を往復するだけ、食事も自炊か花小金井の駅前の定食屋。こんな事だと言葉すら忘れてしまうのではないかと思った。田舎から上京したての私たちにはよく宗教や学習教材の販売に手を出しそうになる人もいた。私だって危なかったことがある、会員制の遊技場と言って実はネズミ講。すんでのところで逃げ出したが、怖い思いをした。夏休みまでに孤独を脱出しないとそのまま孤独で行くか、あらぬ方向に曲がっていくか、ちょうど今頃だなと思った次第です。
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