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齢を感じて [弱音]

齢を重ね、涙もろくなる、古い音楽に涙がほろりとする。世代的にはニューミュージックのころだけれど、フォークソングにどこかシンパシーを感じていた。だから、無鉄砲にも人前で歌ってみたりもした、音痴を隠すために必死でハーモニーの練習をして、コンクールにも出たりした。高い声が自慢だったのに、いまではもう、その面影もない。けれども、口ずさむのは懐かしいファルセットの効いた詩ばかり。かぐや姫や拓郎や陽水はともかく、とんぼちゃんやふきのとうが好きだった。NSPの弥生冷たい風や八月の空へ飛べは昔の恋人にせがまれて、よく歌った。若いころのモノトーンの思い出に曲がシンクロして、涙がこぼれる。失恋の歌や別れの歌が好きなのは性格的なものもあるだろう。齢とは味のあるものにするべきもので、溜息のためではないはずなのに。
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ふぁん

はじめまして。とんぼちゃんでlきました。
とんぼちゃん、NSP、シグナル、ふきのとう
雪の降る夜、明かりをおとして、ワインでも片手にきくのが
いちばんおちつきます。至福の時ですね。
by ふぁん (2011-10-30 20:51) 

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