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今年ばかりの秋の空か [弱音]

別にすぐ死ぬわけでは無い、そうおもいつつ子規ののはるのうたを思う。
いちはつの花咲きいでて我が目には今年ばかりの春行かんとす
昔はどんな事故に会おうとどんな病気を得ようと死ぬとは思わなかった。ところがどうだ、友人が鬼籍に入るものが増え、先輩たちが少なくなって行く。そして、自分の衰えを自覚するようになると、もうだめだ、すぐにでもどっかへ行っちまうような気持ちに襲われる。無駄に命を縮めて来ただけの若い頃、それはそれでいいと思っていた。子供もいないからどうだって後のことはいいと思っていた。だが、子はいなくとも夫婦は老いて行く。ともにいる時間を大切にして、いつだって今年ばかりの季節になるかもしれない、。
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爽やかさに誘われて [旅]

なんとなくいい季節だろうなと言うことで安曇野へ。いつもと同じように自転車借りてリンゴ畑の道を少し汗をかきながら山並みを望みます。その後は駅に戻って美術館とわさび田に行き、神明宮でお参りして蕎麦をいただきます。明日からは八面大王の温泉に入り、大糸線から糸魚川へ行きます。大糸線の非電化区間はほんとうにすごい区間を通していて、水害のたびに廃線になるのではと危惧してしまいます。単行の気動車がトコトコ走るのがけな気です。ムーンライト信州が走っていた頃は白馬や南小谷でダッシュで関取していた。寒い頃は待合室に出ずに改札開始前から陣取る強者もいた。全ては夢の中。
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想い出がたり [思い出]

秋の日が誰彼となく影法師にしていく頃、部活を終えて家路を急ぐ自転車の二人。急な坂道を諦めて自転車を押しながら、たわいもない会話が続いて、お互いに本当は違う事が切り出せない。ずっとこんな日が続いてもう、一緒にいるのは半年を切った。僕は秋の寂しげな風の中に短い言葉を隠した、君は今なんて言ったと聞き返した。何でもないと答えた僕は空を見ながらため息をついた。たった一度の臆病な勇気、どうして素直に言えないんだろう。だけどこの想い出がずっと後悔として心にあったから、後悔をしないために心が痛いほど好きならば、ちゃんと自分で言おうと決めた。勇気は背中を押してくれるものではなく、内側から突き動かすもの、だと思う。
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廻っている [心象のスケッチ]

毎日これはデジャヴかなと思います
長く生きていくほどますます増えてく
それはデジャヴではない
恐らく本当の経験から来たもの
ほんとうの僕らの人生は同じことの繰り返し
新しいことなどそうはない
こうやっている間にも
人生の万華鏡はくるくる廻って僕らをたぶらかす
悲しいかな戸惑い迷い翻弄されて
進めれない自分に気がついた
それでもまた私は
明日からもまた同じように過ごすのだろう
何かを背負い何かを捨てながら

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灯りをつけて [世捨て人]

迷った時どうすればいいかわからないことがある
いろんな人の話を聞いても答えは見つからない
自分で自分の周りを照らす灯りをつけて
行き先をみつけなければいけないことの方がずっと多い
経験は最大のお手本だけど同じことしかできなくなる
大事なことは自分でやってみること
楽をするわけではないし苦労するためにやるわけでもない
やってみることの大切さがきっとあなたを救う
近道はまわり道になる
目を上げて遠くを見つめてみようか

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涙を知る人 [詩(うた)]

心が痛い時ほんの一言だけで希望をくれる人
立ち上がれそうもない夜に勇気をくれる人
それはみんな涙の意味を知る人
本当の思いやりは多くの言葉はいらない
優しく包み込むような眼差しと一言だけ
それこそが愛と言うのではないか
時にはすべての鎧を脱ぎ捨て浸ってみるのもいいと思う
涙を知る人の優しさを信じて
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ヒスイに寄せて [旅]

ヒスイのある場所への旅ももう何回になっただろう。年々取れにくくなるのは仕方がないとしても、河原で探す人も増えた、ただ海石と違って大きいのがあるのはいいがあまり川床を掘っていくのはいただけない。私のほうはヒスイ探しに飽きたら海産物でも食おうと糸魚川のすし屋や割烹、親不知のレストラン、越中宮崎のドライブインに行く。市振だけは店がない、正確に言うと道の駅はある、タラ汁定食もあるが新鮮な魚介類はない。最近は食うほうに力が入り気味かもしれない。あとひと月もすれば親不知びーあパークでブドウとリンゴ売りが来る、これがまたうまくて安い。ヒスイだけじゃない。
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ずっと詩ってきた [詩(うた)]

何をしていても心の動きを大切にした
言葉に出さなくても頭の中で声になった
どこにいても心は自由に空を飛んだ
寂しさをこらえてうつむいた
悔しさをこらえて拳を握り締めた
好きな人を前に何も言えず目頭が熱くなった
理不尽さに怒りを覚えて歯ぎしりした
どんな時だって言葉が僕を捉えた
時の流れに負けまいと
懸命にすべてを動かしていた

この世の中で僕がいる以上
僕は詩っていくんだ
少ない語彙のなかでも
つたない言葉の羅列でも
僕が僕で亡くなるまで命が尽きるまで


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人はそれぞれ [双極性障害Ⅱ]

人にはいろいろな人がいる、前にも書いたが本当に人の不幸を喜ぶ人がいる。他人が自分より少しでもいいことがあると妬む、比較して自分のほうが頑張っていると思うと結果に関係なく自己主張する。どこで、どういう風に育ってきたのだろう?すべての基準が自分にあるということはものすごく狭い道を一人で歩いてきたのだろうか?そういう人もいるから喜びも悲しみも小さく表現してしまうのは私だけだろうか?他人の不正を許さない人がえてして自分の不正は大目に見る。自分が少しでも攻撃されたり不利な状況に置かれたら激高する。ここまで狭い小さいひとだとなかなか救えない。しかも、みんなも同じだと思っている、誰だって絶対に損しないように生きているはずだ、他人より1ミリでも勝つことこそ人生の意義、みたいな。だけど、その性格が災いして誰も認めない、そうするとそれがまた気に食わない、負のスパイラルに自分で飛び込んでいる。人はそれぞれだけど返す返す残念。
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人間途上 [世捨て人]

もう還暦も近くなっていてもまだ人間として固まっていない、成長途上とでもいうべきか。いわゆるきれいな生き方、きれいな判断ができない。これは経験もあるだろうが持って生まれたものも大いにあると思う。爽やかな人は何をやっても爽やかだし、鮮やかに乗り切る人は何をやっても鮮やかだ。それに引き換え、何をやっても泥臭く油まみれの私はやっぱり無理なのか。女性でも所作振る舞いが目立たず鮮やかに軽やかに舞うようにできる人がいる。ほっと見とれてしまいそう、でもそういう人も少なくなっているかな。さてこれからどういう味をつけて生きていきますか、人間途上ですから。
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