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旅は憧れを遠く乗せて [旅]

定年になったらたくさん旅をしようと思っていたが、定年が伸びた。給料は大幅ダウンで年金は出ない、だからお金がないから旅にも出られない。自由な空へなんてありえない、昔の憧れはずっと憧れのまま。若いころから旅にはたくさん行っていたではないか、そういうものではなく明日を考えなくていい旅をしたい。帰らくてはいけないそんな旅ではなく、終の棲家を探すために旅に出る。心はいつか夢を超えて空の彼方。
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実りはもうすぐ [心象のスケッチ]

稲穂もずいぶん黄色くなった
秘密の場所のあけびも大きく揺れている
聞こえてくるのは祭りばやしの練習か
こんなに楽しく豊かな秋なのに
私はずいぶんと塞ぎこんでいる
空だって青く高いし
風だって白く清々しい
それでも私は灰色の気持ち
誰が私を繋いだの
何が私をつぶしたの
憂鬱の矢を雲の果てに放ちたい
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えっとえっと [双極性障害Ⅱ]

この頃の物忘れの酷さはもう限界に来つつある。さっきのことが思い出せないくらいならいい、いつも通っている場所の道を間違える。財布も忘れた、薬も忘れる。これはどうも双極性障害のせいではなく糖尿病によるものだと思う、躓く回数も増えた。アルコールの影響もあるかもしれない、なんだか酒量が増えた気がする。人の名前が思い出せない、プレゼンなどで頭で組み立てができない。画面ばかり見ている、旅で行った場所がテレビで出ていても思い出せない。昔のことなら本当によく覚えている。テレビに出ている人がわからずにこれ誰だっけとすぐスマホで調べてしまう。思い出すまで待てない。こうやって壊れていくんだろうな、寂しいけれど。
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花鳥風月 [心象のスケッチ]

大地の鼓動を感じ風の歌を聞け
太陽の温もりと水の清冽さを纏え
木や草やあらゆる生き物の命の息吹を吸い込め
自然の中に身をゆだね
私はこれから生きて行く
何も残すものなどない
誰も私に気づかない
流れゆく時の中に浮きつ沈みつ
これからも生きて行く
さようならは言わない
きっと言わない
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風に聞け [詩(うた)]

あの谷を越えて吹く風になりたいと
やさしくあなたの頬をなでる風になりたいと
そんな夢ばかり想っていた
そばでいつも見守っている
あなたの流す涙を抱きしめて
ある時はやさしく包んでいる

ちぎれ雲の影が流れて行く
虫の音が聞こえ始める
僕の声が届いたら空を見上げて両手を広げてよ
思いっきり抱きしめるから
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外は秋 [思い出]

窓を開け青い空見てみた
白い筋の雲が流れている
あの時の僕が見た北の国の空は
ツインテールの後ろに広がっていた
緩やかな風に薫る髪
胸が痛くなるほどの眼差し
僕は力の限り抱きしめた
少しの不安を感じながら

今日は一人でこの高原で
草原の上に寝転んで
秋の光を浴びながら
君のいない空を見てる
草の香りの包まれて

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CCメールは何のため? [世捨て人]

自分の立場を守る、いわゆる保身、これが苦手。情報共有のためにメールにCCを入れる、みんなそういうけれど、実は保身のために入れる人が多い。あんたメール見ただろうなんてね、多くの場合そんなCCメールでメールBOXがいっぱいになる。サラリーマン委は必要だと言われるが、断固として保身はダメだといいたい。自分のやったことに責任を持てない、誰かに見ていてほしい、そんなことしない。でも、おそらく95%くらい賛同されない、また逆の意味で私はこんな難しいことをしているとかこんなことをやったのためのCCメールも多い。認めてほしいメール、このメールも受けるほうはめんどくさい、針小棒大だったら余計に腹が立つ。これも、賛同者は6割いかないかもしれない。CCに役員入れるのもアホらしい、時代遅れ?いや時代の先端だよ、迷惑メール対策だから。
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転んだよ [世捨て人]

転んだよ、横断歩道の段差で、しかも思いっきり前のめり。何とか手が出たから顔面を打つことはなかったけれど。みんなの冷たい視線が刺さったよ、眼鏡も飛んで胸ポケットの携帯も飛んで行った。本当に少しの段差でも躓くようになっていたが、こんなにひどく転んだのはいつ以来だろう。膝をすりむいて帰ったら血が出ていた、まったくもって情けない。関係ないが、転んだという意味の中に主義を変えたとか寝返るという意味もある。私はよく転ぶが寝返ったことはない、間違っているなと思ったら正すことはあるけれど。でも、その主義も転びそうなくらいフラフラなんだけど。
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誰にでも敬意を [双極性障害Ⅱ]

発病から十数年、未だに隔週で病院に通っている。もう薬のない生活は諦めた、悲しいと思うことなかれ、これが現実です。心療内科はたとえ顔見知りでも声をかけたりしない。いろいろな症状の人がいるから、一般社会では統合失調症の人や鬱病の重い人に心無いことを言う人がいるがここでは皆言わない。黙ったまで無意識のうちに病いの辛さを共有している。だからこそ心にあったわだかまり、社会に対する意識を受け入れる。自分は病気なんだと受け入れる、ただそれは社会に対して私は病気だから許してと願っているわけじゃない。ましてや、その状態が当たり前だと人間の責任から逃れられると思ってはいない。もちろん、自分の力を100%出そうとすれば、ほぼ間違えなく病は悪化する。でも、少しのサポートさえあれば80%くらいは出来るだろう。人並みに出来ればそれでいいと思って入ればいい、それでも人間的なものだけは忘れなければ。病気を口実にはしない、それが敬意になる。
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悪い夢 [詩(うた)]

人には良くついていない奴だと言われた
降ってくるものにあたる
当たってよくないものはあたる
肝心な時に事故にあう
人の失敗でよく怒られる
自分では一時期自分の運を恨んだりした
だけどある日気が付いた
自分があわなければ
ほかの人があっていたかもしれない
そう思えば気が楽だ
でもなんで俺があいつの代わりなんだ
そんな心根の悪い人はいると思えない
人の不幸を自分が背負ったと考えるだけで
いいことをしたと思えるようになる
後ろめたくなく思えてくる
気の持ちようで自分がいい人に見える
これこそ運の神様への僕の対応
馬鹿でもいい悪い人になるよりは
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