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9月9日 [旅]

今日は陽の九が重なり重陽の節句だ。日本では九は苦につながり縁起が悪いとされているが中国では奇数が尊ばれ中でも九は良い数字、それが重なる縁起の良い日なのだ。上古の宮中では群臣が宇治川の氷魚と菊酒を賜わったと言う。菊には延寿の効があり酒に入れて飲んだらしい。昔、金沢の駅弁で菊酒弁当と言うのがあったが、確か日栄の瓶が入っていたような気がします。菊酒そのものではありませんでしたが。ことわざで六日のあやめ十日の菊と言うのがありますが、この菊は重陽の節句の菊です。意味は時期を逸して意味のないもの、程度の意味です。さて、菊酒ならぬ菊の花のお浸しでもいただきますか。もってのほかで
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コキアの丘 [旅]

私のPCのスクリーンセイバーは2015年の秋に訪れたひたちなか海浜公園のコキアの丘。空の青さとコキアの赤、そして丘の上の人々、携帯電話で撮ったとは思えない。コキアの丘その下にあるコスモスはあちこちのインスタで上げてある人がいるのでその中では大した事はない。あれからさらに有名になっていく人も増えた。毎年色付く時期が違うのでコロナで行けなかった時を除いて毎年行っている。ネモフィラも悪くはないがコキアの方が好きだ。とんぶりの実も好きだし枯れたコキアで作ったホウキも使っていた。実は毎年、実家の玄関にホウキグサ二本植えていたもの。コキアは地元ではホウキグサと呼んでいた。
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空の高い場所へ [旅]

昔は毎年のようにこの時期に盛岡を訪れて小岩井農場に行った。東北の早い秋を感じて草原の向こうにすっくと立つ岩手山に挨拶をした。農場をぶらぶらした後、盛岡に戻り寿司屋に行くか焼肉屋に行くかしていた。翌日は南に下り花巻から遠野へ、ちょうど遠野祭りをやっているころで藪雨やさんさ踊りを見た後、釜石か宮古で海産物を食べて泊まった。そこからは三陸鉄道で久慈方面に出て琥珀を探したりウミネコに会ったり、はたまた海のアルプスを周遊したりした。その晩は八戸に泊まり美味い魚に旨い酒飲んだ。また行こうと思う、40年のリピーター。
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昨日は高原、今日は何 [旅]

北上山地の平庭高原、早坂高原の話だった。あと一つ、宮沢賢治ゆかりの種山が原がある、種山が原の夜と言う歌を作っているほど通った場所だ。遠野市では物見山とよぶ種山周辺の高原だ。遠野物語に武士が物見山を飲んだと言う夢判断を頼む話がある。内容は物見山を飲み込んだ夢を見たので夢判断を有名な人に頼みに行った。頼まれた家来は途中で会った人にその話をするとその人は「物見山を飲みこんだら腹が裂けよう」と言った。家来は夢判断の人に会うとその人は「この夢はもう誰かに判断されているので当方ではわかりかねる」と言われて帰ってきた。どういうわけかその武士は切腹して果てたそうな。そんな話だったかと思う。夜物見山でぼうっと辺りが明るくなる話もあったような。賢治の種山が原は萱取場の様子を描いたものだったかなと思う。昔遠野によく行っていたころ一度だけ車に乗せてもらって途中まで行ったことがある。いかにも準平原としていた記憶がある。
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高原で [旅]

高原で避暑といえば軽井沢だろうが、私は白馬や雫石、那須塩原などに行く。有名ではないが北上山地の中に平庭高原と言うところがある。白樺林に囲まれた高原で本当に爽やかな場所。久茲駅からの特急バスで行ったが、今はいろいろな施設ができたらしい、昔はドライブインのようなものがあっただけだった。もう一つは早坂高原と言うところもあって、こちらは秋のキノコ狩りがいい、岩手県はブナの森が多く、たくさんのキノコが採れる。高原の風に吹かれながら暑さに疲れてちょっと投げやりの自分をクールダウンしたい。岩手はいいよな、賢治さんに会いたいな。
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周遊券があったころ [旅]

学生時代の夏休みなどの長期の休みには必ず鉄道旅行に出かけた。その時に必ず使っていたのがワイド周遊券の学割。今はなくなってしまったが北海道ワイド(南は使ったことがない)、東北ワイド、信州ワイド、北陸ワイド、北近畿ワイド、南近畿ワイド、山陰ワイド、四国ワイド、九州ワイド、何と言っても往復の急行、区域内の特急乗り放題で一週間以上、これはコスパ抜群、なおかつ往復や域内に夜行急行や夜行普通がある場合は宿泊費も浮かせる。その上区域内に入るのに幾つかのルートを選べる。ミニ周遊券もあったが学生はほとんどワイド周遊券だった。これに駅弁や銘菓などを加え自分なりのプランを作った。特定のユースホステルに泊まるためのプランも作った。北海道や九州、東北などのエリアの広いところはお得感あった、東北新幹線ができたての頃は組み入れもあったし、北海道は往路か復路で飛行機を選べるパターンもあった。大時刻表をリュックに詰めて、春休み、夏休み、冬休みと徘徊していた。実家に帰るときも九州ワイドで帰っていた、実家には一日か二日しかいなかったが。復活しないかなワイド周遊券。
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最中(前にも書いたけれど) [旅]

最中ってかいてもなかと読む。当たり前の話だけど米粉の焼いた皮の中に羊羹のような柔らかめの餡を流し込んだもの。栗が入ったものや抹茶、梅餡などがポピュラー。最近は果物の餡もあるようだ、だけど最中自体が減ってきている気がする。老舗では加賀様や老伴は健在だけど白松、切腹や都電、江ノ電もそうだがそれ以外の名前の弱いものは消えて行く。最中はすごく甘いイメージがついてしまっているのも不利かもしれない。でもアイス最中は人気商品になっているのだから、とも思う。せんべい、饅頭、羊羹と並んで和菓子の四天王だと思うのは私だけ?ういろうよりメジャーだと思うのだけど(名古屋、山口、長田、中津の皆さんすいません、あ!中津はういろう饅頭だった)。
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梅雨の花は紫陽花だけじゃない [旅]

この時期北海道は花の季節の始まりになる。もうライラックは終わっているだろうけれどラベンダーは今からが始まり。ハマナスもあと少し先かな、礼文島はここからがスタートで本土が梅雨だから、余計にいい季節に感じる。前に行ったときは9月でシーズンも終わりだったので、エゾノハクサンイチゲ; レブンコザクラ; ミヤマオダマキ; レブンアツモリソウ、レブンウスユキソウなどもほとんど残っていませんでした。結構気温が低いので上着は必要でしょうね。それに結構アップダウン激しい、利尻とセットでいきました。マイレージで稚内まで行けば意外と空いています、バリバリのオンシーズンでなければ。
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小浜線 [旅]

あれはちょうど今頃の季節だったか敦賀から小浜線に乗って天橋立まで行った。敦賀で気比神社にいってお水送りの井戸に参り、駅に戻って駅弁鯛の舞を買って小浜線に乗り込んだ。当時は電化されておらず気動車だった。次に三方五湖を見るために三方で降りた、気山の方が本当は近かったらしい。五胡全部回るクルーズ船があったので行けたが今はないらしい。そのまま三方に泊った、翌日は朝早く小浜行きに乗り、小浜駅から観光バスで海のある奈良国宝巡り(国宝はないはずだが)に乗って寺巡りをした。そして小浜に戻って蘇洞門めぐりの遊覧船に乗った。その晩は小浜に泊り翌日雲浜城に行き商店街で鯖寿司と小鯛笹漬けを買い天橋立に向かった。また、久しぶりに行きたい、電化されて変わったのかな。
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駅で寝るのはどうかな [旅]

野宿ではないけれど駅舎の中で泊ったことが何度かあった。以前は伊那大島のことは書いたと思う。それ以外にも、急行ちくまがあったころの松本駅、急行アルプスがあったころの南小谷など、どこも冬で外では寝られない、駅舎の中でも寒いのでダウンジャケットとジーンズの中に新聞紙を仕込んで仮眠した。それでも寒くて死ぬんじゃないかなんて思ったりした。自販機の缶コーヒーで暖を取ったものだった。夜が明けると近くに朝からやっている公衆浴場があればそこに飛び込むと体が溶けるほど気持ちが良かった。こんなことを何度かやっていると不審者と間違えられるか、親切な人に家に来なさいと言われることもあった。野良犬に襲われそうになったり、野良猫が添い寝してくれたり、いろんなことがあった。自殺志願者と間違えられたことも、親父狩りには会わなかったが。若いからできたんだと思う、お金もなかったからも大きいが。
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