野宿は怖いよ [旅]
学生のとき電車やバスで日本中回っていた時のこと、大糸線の最終で糸魚川についたがお金がもったいないので糸魚川駅で寝てようと思った、当時は新幹線がまだ通っていなかったので急行きたぐにや能登など遅い便があるからと駅の待合室で寝ていた。そうしたら、冷房が切れて蒸し暑くなってきたので外へ出てヒスイ海岸の地下通路で寝ていた。すこしづつ雨が降ってきたのでちょうどいいと思っていたが、突然、雷鳴が鳴り響きものすごい音で雨が降り始めた。ここにいればいいと思っていたが止む気配がない、そのうち国道側の入り口からどどどと雨が入ってきた。そのまま、水はどんどん流れてくる、反対側に逃げようにも海岸に出るだけで逃げ場所もない。地下道の壁にしがみついて雨が去るのを待った。やがて何もなかったように雨は過ぎ去った、この時この地下道は片方が段差がないから、雨がたまらなかったけれど、普通の地下道のように両出口側が高くなっていたら、私は終わっていたかもしれない。野宿で怖かったことでした。