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古きものは滅びるもの [世捨て人]

世の中で変わらないものはない、芸術だ人の心だと言っても移ろい行くものに抗うことはできない。諸行無常か生生流転かそんなものを願ったりしても無駄なこと。宗教を否定するつもりもない、神様や仏様はこの世にいるのではなく人の心の中にいるものだから。兼好法師の仏はいかなるものにか、人のなりたる、というような素朴なものでもないが。好きだからよく古い街歩きをしたりする、そうすると何々寺跡というのがある、特に国分寺などは残っている方が少なく大体が礎石だけになっている。それを見ると時間の経過の厳しさを思う、きっと朱と緑に塗られた門や金堂、塔が建っていた巨大な寺院が礎石を残して跡形もなくなっている。こえとおなじこと、時が経てば私も消える、何の功績もなく伝える子孫もなく。
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