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ある四月の風景 [詩(うた)]

まだ深緑の頃には少し早い
桜も散って季節はもう夏の匂いを感じさせる
田んぼの水鏡が流れゆく雲の影を映す
牧草地には雲雀が高く歌い
午後の日差しが緩やかに柔らかく注ぐ
僕がここにいても何も動かない変わらない
絵の中の帽子をかぶった少年のように
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