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初春のうた [世捨て人]

去年今年貫く棒のごときもの、虚子の有名な俳句だが、一休の”門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし”ほどの強烈さはない。どこか、すっとぼけた皮肉っぽい突き放しを感じる。また、一茶の”めでたさもちう位いなりおらが春”においてはまあそこそこ、いい加減な一茶の正月を斜めに見ている本人がいる。どれもどこかすねたものを正月から並べてみました。私もひねくれ者なのでしょうね、芭蕉さんは”元旦や思えば寂し秋の暮”くらいしか思い浮かびませんでした。
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