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黒松が丘の思い出 [詩(うた)]

松には赤松と黒松がある、海岸に多いごつごつとして木肌が黒っぽいのが黒松、山の荒れ地や開けた尾根筋などに多いのが赤松。黒松を雄松、赤松を雌松ともいう。賢治さんの松の針は南部赤松だろうか、黒松だとちょっと痛そうだ。九州は松くい虫で山の赤松が壊滅状態になりほとんどない。だから、昔は取れたマツタケが今はほとんどとれない。海岸には黒松が残っているが、こちらも古木が多いし新しいものが少ない。キノコの話で恐縮だがショウロも出なくなった。お菓子のショウロ饅頭だけが残っている。そんな田舎に岩山で黒松がねじ曲がって生えているところがあった。ちょっと危険な場所だったがよく遊んだ。勝手に黒松が丘と呼んでいた、そこにもいろいろなキノコが生えた。当時は種類がわからなかったが、アミタケなどだったか。松の木は枝や葉を焚きつけにした、杉枝もそうだがよく燃える。背負子担いで母と行ったものだ、冬は乾燥しているから一層よく燃えた。ただ、いま黒松が丘はない、砕石のために削り取られてしまった。思い出の中だけの名もない山。
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いなくても済むのがいい部長 [世捨て人]

確かにそうだ、いないと困ると言う人は組織にとって明らかな阻害要因。余人を持って代えがたいは、最低のそしり。ましてやそれを売りにしているのは最低だな、確かに。気を付けよう、もうあと少しで定年なのに、次を育てていないのはまずいよな。それに60過ぎて低賃金で同じことやるのも避けたいな。定年延長するかどうかもわからないけれど。40%は酷いよな、雇用延長継続給付金15%もらっても半分強だから、がっくりだよね。
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仕事を抱えると言われるけれど [世捨て人]

人を信じないわけではない、だけどこんな仕事をさせていいのか?と思ってしまう。それだったら自分でと思う、説明がめんどくさいのもある。でも、静かに自省すると確かに抱える。馬鹿にしているわけでもないし、忙しい振りをしたいわけでもない。いやどっちかと言えば仕事が減ったほうが嬉しい。なのにしょい込んでしまうのだろう?癖なのかな?人に教えてもらうのも嫌い教えるのも嫌い。徒弟制度で生きてきた、だけど見て盗むより考えてやってみるだったから、ミスもしたし。基本はないから枝葉末節ばかり詳しい。でも、もう渡す時期に来ている、投げれば成長するか、会計や税務や内部統制なんて誰でもできるしな。よし。決めた、やってもらおう、そして撤退しよう。
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逃げたくない [詩(うた)]

いくつもの病を預かった
死に至る病ではないと思っている
なのに心はどんどん弱くなる
都合の悪い事しんどい事の隠れ蓑
そんな風に使っているのではないだろうか
何を逃げているのか
物理的に逃げているわけではない
心が逃げているのだ
心は逃げているのにこれでもかと
煩わしいことはやってくる
病気だからと言われると
そんなことはない大丈夫と言ってしまい
自分を追い詰める
わかっているけれどこんな生き方しかできない
いっそこのまま突き落としてほしい
それも逃げだけど
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転んでもただでは起きない(がめついではなく) [双極性障害Ⅱ]

転んでもただでは起きないと言うと、なんかがめついやつのイメージがあるが、実際には失敗してもそれを糧に人間として成長する、そんな風にとってほしい。今まで、失敗や事故や病気やいろんなことが起こったけれど、そのたびに少しずつ人には優しくなれたと思う。痛い目に合うと人にも痛い目にあわそうとか思う人もいるらしい、だけど私なりの普通は自分と同じ目に合わせたくない。そう思う、人の不幸を喜ぶような気になれない。気分障害とかでいじめにもあったけれど、そこでも仕返ししようとか思わない。当たり前だけど、これは家庭環境のおかげだな。両親、兄弟厳しかったからな、ありがとう。
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甘く見るなよ睡眠導入剤 [世捨て人]

眠れないと安易に出される、睡眠導入剤。特にマイスリーは連用性と耐性ができやすい。ベンゾジアゼピンなどよりもっと危ないかもしれない。だが、ずーっと使用がなくて久しぶりに使うとすごくよく聞く。中期型なんて翌朝の子って仕方がない。薬の効用と副作用は紙一重、副作用が効用にとって代わるときもある。精神科の悩みは薬の効果と副作用、気分障害、どれも精神作用の問題。遺伝子検査してもらおうかな。どうしても眠い時、すぐに目が覚めるの冷たい水で顔を洗うかシャワーを浴びる。朝にしゃっきりしないとその日はずっとどよーんだからね。不眠症や早朝覚醒には欠かせなくなっているんだけど、毎日は使わないで無しの日があったほうがいい。不眠と言っても一日眠れないくらいでは死なない。眠ろうとして焦ると余計に眠れなくなる。あとNassaの副作用として傾眠があるから、レメロン使うのもいいかもしれない。私には効きにくかったけれど。とにかく、連用しないように。

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雪を踏みしめて [思い出]

九州の山間地に降る雪は湿っぽくて大きなボタン雪。時には咲き始めた桜を凍えさせるような4月の雪。南岸低気圧が取ったときに大雪になる。小さいころ30センチも積もって電線が切れて停電したこともあった、その時には1週間以上も雪が残り鉄道やバスふがずいぶん長く止まった。雪合戦をしたり庭にかまくらを作り雪の上にエサを巻いて鳥を捕まえたりした。溶けかけた雪を踏み固めてスキーのまねごとをした。最近はそんなこともずいぶん減ったらしい。全国で雪が減っている、各地の雪まつりやスキー場も大変だ。
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あの日の青い空 [心象のスケッチ]

若い人が亡くなるのはやるせない、それがたとえば医療の進歩で従来はもっと早くなくなっていたはずの人でも。遺伝子異常による先天性の疾病や発育不良によるものなどいろいろある、ここまで育てた親の苦労と愛情計るにつらい。私の場合そんな病気でもなければ障害はあるが後で勝手になったもの。人の死はやるせなく誰のせいにもできないもの。原因が何であれもうその時点で終わっているしとても理不尽に思えてくる。愛する者との別れはまるで宇宙に一人放り出されたような虚脱と不安とに苛まれるのだ。生きてゆくにはそれを超えて行かねばならないのにその力すら奪い取られる。
遠くへ行ってしまった人よ、あの時君が言おうとしてやめた言葉は、そして病室の窓の空を見上げてついたため息は、何だったか。白い頬を伝った涙は・・・

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ともに老いるか [弱音]

昔なんだか柄にもなく、デートの時に歯が浮くようなことを言った。でも、本当に心から言ったのは「あなたを失ったら絶対後悔すると思う」だった。なぜだかそんな言葉が口をついて流れ出た。それは今の奥方にだった、不思議なくらいさらりと出や。そして今は結婚30年を過ぎた、喧嘩もするし気に食わないこともある、だけど続いている。ひどく怒りたい気分に苛まれるときや逃げたい気分の時には思いきって、一人旅に出る。おおよそ行先は糸魚川か東北かだが電車の窓を座ってみているとすべてが流れ去る。決して気の長いほうではない、癇癪持ちの私だがぐっとこらえる術は知っている。そうは長く続かない二人の旅路だから。
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慣用句とか地口とか言わなくなった [世捨て人]

最近、慣用句とか地口とかめっきり使わなくなった。以前故事成語のわからない人がほとんどということを書いたが、ことわざも同じ運命にある。泥縄とか月と鼈、地口では恐れ入り谷の鬼子母神やその手は桑名の焼き蛤、あたりき車力、ほとんど寅さんの世界だ。本当に聞かない、これも死語の世界に入りつつある。地口ではないが先日、キセルのことを薩摩守と言う話が出ていたがこれとて消えゆくのかもしれない。でばがめやなんかもそうか、一方で慣用句は比較的健闘してる、ただ首を垂れるとか古語的な読みは廃れていく。言葉は世につれであるからな。
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