SSブログ

旅のついで [旅]

旅のお供と言えばビールにおつまみ、お弁当が思い浮かぶが、私の場合はそれにお菓子が付く。特に和菓子には目がないので和菓子屋の前を素通りできない。しかも、入ったら何か買わないと申し訳ないのでそこしかない、または季節のお菓子を買ってしまう。今の時期だと花びら餅かあのごぼうの味と匂いが時節を引き立てる。練りきりの菜の花や鹿の子もいい、梅の花を模したものも捨てがたい。粒あんを茶饅頭で包んだちょっと倉敷銘菓のむら雀のようなものもいい。店頭で食べるとお茶を入れてくれ店も多い、そんな気遣いをいただきながら。羊羹も練りだけでなく栗や梅、抹茶などを電車の中でひと棹食べてしまうこともあった。無人駅で降りてひだまりでお茶とお菓子で野点の気分だけ味わうのもいいではないか。城下町や宿場町ならほぼ必ず和菓子屋がある、しかも老舗の。これも旅の楽しみ、ついでの喜び。
nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。