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ロゼット踏んで [思い出]

ロゼットと言ってわかる人は少ないと思う、もちろん洗顔パスタではない。冬に草が葉っぱを地面のほうに広げること、またはその姿。タンポポやオオバコが有名だが茎が寒さで成長せず葉っぱは陽光を懸命に浴びようと放射状に広がる。ほかの植物が伸びない冬の間に命をつなごうとしている。そんなロゼットを踏んで遊ぶ冬、植物も踏まれることを善てとして生きている。私のロゼットと言えば赤いスイバだった、ギシギシ、トウトウギシとも言って塩をつけてかじった。シュウ酸が含まれているので多食はできないが田舎の子供はよく食っていた。欧州では野菜でもあるらしい、そういえばルバーブの味によく似ている、ジャムができるかもしれない。今はだれも見向きもしないが、山菜としても使われたのに。
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