冬は冬なり

マンションの前の植え込みには冬でもお花が咲いている。ビオラやパンジーはもちろんつわぶきやなぜかマリーゴールドまで咲いている。印西の朝晩は寒い霜が降りることもあるのに花が絶えないのは何故だろう。ケヤキの木はこれから枯葉を振りまくようだしプラタナスにはまだ青い葉さえある。昔住んでいた南行徳では12月でもまだイチョウの葉が青かった。温暖化はやはり進んでいる。ここに住み始めたころは冬の木枯らしがあまりに寒くてダウンばかりを買っていた。今ではいなくなってしまったが野良猫が空き地にいて寒い寒いと鳴いていた。それがどうだろう、今ではダウンではなくコートで十分だ。富士山の見える日が少なくなってきたような気がする。木枯らしで飛んできた木の葉や畑の土も減った気がする。それでも冬は冬でなんとなく哀しい、星のきらめきと暖冬だろうが。