SSブログ

干からびた思い出 [思い出]

最近思い出の記事が多いのは頭の劣化が進んでいる証拠だと思う。

部活の帰り道冬の日はとっぷり暮れて
木枯らしが吹きっさらしの田んぼの中の一本道を
早く帰れと追いたてる
君の白いマフラーがなびいている
僕を風よけにしようと君が回り込む
僕は笑って君を見ている
何を話したのかは覚えていない
ただ僕の顔を覗き込んで笑った君の顔を覚えている
すべてのことを消し去るほどの愛らしさを
nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。