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さくら通り [詩(うた)]

毎年のことなのにどうして僕らはこの道に来るのだろう
ほとんど同じように見える景色の中で
何が変ったと言うのではなく
ほんとうにこのわずかな時間だけこの道を歩いている
また一つ歳を重ねただけそんな気がするけれど
時の早さに溺れそうな僕は
目に映るさくらを置き去りにしていく
肩に降る花びらをどこか自分に重ねたりして
さくら通りこれからもまた歩けるだろうか


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