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ゼネラリストは必要か [世捨て人]

仕事をして会社で生きていくうえでゼネラリストになるかスペシャリストになるかこれが結構重要だ。今は昔と違ってゼネラリストでなければ経営陣になれないなどと言うことはない。ただし取締役ともなれば自分の領域以外知らないとも言っていられない。取締役会の決議することには責任がある、だから興味がないとか知らないとは言えない。だから最低限の法律や会計の知識は必要になる。ゼネラリスト全盛時代には法律や会計はもちろん自製品の知識や製造や設備などありとあらゆることを詰め込んだ。確かに知識は広いのだが残念だが浅い、だから現場との格差が相当あったりした。今はゼネラリストが少なくなった、あたりまえだ生え抜きの取締役が減ったのだから。日本型の会社で昇進して役員と言うモデルは終わろうとしている。それはそれでよい、仕方がない、だが現場と乖離した経営は歪を生む、自分の功績ばかりを言うようなものはやがて淘汰される。利益の食い逃げは後でこっぴどく仕返ししてやればいい、株主として。冷静に会社を見つめよう、そう意味でゼネラリストとして。
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残像無念 [詩(うた)]

瞼の裏に残るのは今までの悔恨
交通事故の瞬間や母の最期の対面
ちょっとした心の行き違いで
喧嘩別れした友の後ろ姿
壊れた恋のかけらを集める自分の姿
決して運などではなくどれもこれも自分が原因
どうしてこんなことだけ鮮明に残っているのだろう
それは人は反省の生き物だから
進化することができたのだろう
ただ他の人とのかかわりの中で起こる悔恨は
進化の役には立たないだろう
けれども人が優しくなるためには
無くてはならないことだろう
それが私を傷めつけても

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密造酒 [思い出]

昨日酒の話をしたが昔私の爺さんは密造酒を作って自分で飲んでいた。どぶろくと自家醸造ワイン、しまいには税務署が来て引っ張って行かれた。どぶろくは甘酒を作ってどこで手に入れたか酵母を入れて発酵させていた。ときどき酒粕を解いて砂糖を入れて甘酒と言っているところがあるが、あれは甘酒ではない。ちゃんと麹でコメでんぷんを分解したものが甘酒だ、ブドウ糖や麦芽糖の甘さが柔らかいこっくりとしたものだった。一方どぶろくは、これが、なんか甘くてトロっとしていたので子供ながらおいしいなと思っていた、ただ、酷く悪酔いするのが困ったもんだった。ワインはブドウを絞って漬物用の桶に入れて保管するだけだった。葡萄酒と言うべきものだろう、こちらは発酵が進むと子供には酸っぱい酒にしか感じないので不評だった。簡易蒸留器を作って蒸留して焼酎(ブランデー)にすることもあったが、こいつは子供にはちょっと無理な代物だった。田舎でそんな時代があった、のどかだったな。
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身の振り方 [世捨て人]

会社のOBさんと酒を飲む機会が増えた。私も会社にいられる時間はそう長くはない。年金なんて当てにできないしと言ってなにか特別な才能があるわけでもない、たいした資格もあるわけではない。会社に残っても半分以下の賃金で同じ仕事をするだけだ、子会社への転籍などもあるが子会社にとってはいらない人間を送り込まれたと思うだけだろう。銀行や商社の人間が取引先に落下傘のように降りてくることがあるが、自信満々でやってきて全く役に立たないうえに経費ばかり使っている、そんな実例をよく知っている。私は管理部門が長いので多分まともにガバナンス、内部統制や財務経理、労務管理、安全管理を子会社でやったら子会社では煙たがられるだろう。税理士の代わりくらいならできるだろうけれど・・・だから来年には退職しようと思う、先立つ金はないし住宅ローンも残っているが、会社に縋り付きたくはない。といって再就職のあてもないけどね。
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日本酒の季節 [旅]

旅をしながらの蔵元めぐりも楽しいものだ。別に日本酒が趣味でもないし酒飲みでもないが酒蔵のあの感じは好きだ。高校時代に同級生で造り酒屋の息子が2人いてそのうち一人の家に行ってこっそり出来立てを飲んだことがある。今でもそこは続いているらしいがもう一人は廃業したらしい。日本酒はとても理にかなった醸造法だが管理が難しい。麹と酵母の二段発酵はコメと言うでんぷんの塊を使うのに最適だろう。したも、同じ酵母ではなく配布されたもの地域で改良されたもの、そして蔵付き酵母などを巧みに使って香りや味わいやのど越しを醸し出す。そしてアルコール濃度を調整するための乳酸菌を使うところもある。微生物の恩恵を最大限に使って酒は造られている。蔵元や杜氏の話を聞くと酒への愛情がこもっているのがわかる。また、どこかの蔵に行こうと思っている、そろそろ新酒の季節だから。
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死なないよ [詩(うた)]

昨日は魂の永遠性を否定した
だから死ぬことは怖くないよと言うのか
確かに怖いわけではないがとてもつまらないことだ
せっかく生きているのだから何かしよう
経験と言うのは当然生きていなければできない
いいことだって悪いことだって
生きていれば必ず何かに会える
明日にはわくわくすることがあるかもしれない
もちろんひどく打ちのめされるかもしれない
だけど何も感じないものよりずっといい
死なないよそう簡単には死なないよ
病に両足をつかまれていても
死神に羽交い絞めにされようとも
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CPAPと破局的 [弱音]

CPAPを使ってもう10年以上になる、痩せれば治ると言われながら結局痩せていない。たしかに昼の眠気は格段に減った、これをしているといびきもかかない。寝ている間の酸欠や血圧の急上昇は避けられている。血圧サージはとても怖い、通常血圧は正常値でも知らない間にダメージを受けている。同じように脳が低酸素状態に陥るのでそのダメージも大きい。サージと言うのは火山の噴火に伴う高温流体だが、これも非常に危険だから。血糖サージと言う用語もあってこれは通常血糖は高くないが食後血糖で急上昇することを言う、場合によっては食後でなくても起こることがあるらしい。しかし、火山のサージを除いてどれともお付き合いがある私は、もはや破局的な状況かもしれない。
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終わりの始まり [心象のスケッチ]

バカボンのパパが終わりの始まりなのだと言っていたような気がする。でも私は終わりは終わりなのだと思う。人間の生きる時間は生命体の人間が活動を終えた時が最後、そこからは何もない。心の動きもなんだか化学反応や物理の法則では説明付かないような気になるが、遺伝子の働きの発現だって物理または化学の法則に支配されているはず。霊の存在を信じて輪廻転生を旨とする人には理解されないかもしれないが。ただ、生命体としての私は消えるが構成していた元素ははこの大地の一部や大気の一部となって何かに代わってゆく。何かは生物か無生物かわからないが、そこには私であった背番号などない。形あるものいつか消える、それは私たちが好きか嫌いかにかかわらず。
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歴史の光と影 [旅]

乱世の時代有象無象の輩があるいは戦ってあるいは謀略の限りを尽くし領土拡大を謀っていた。歴史に名を残したものは一握り、多くは時の流れに埋もれてしまった。特に統一する大名がいなかった肥後や播州などは多くの国人や小領主が並び立っていた。当然そこは大勢力のしのぎを削るところとなり戦乱は多かった。だから、城や砦も多く観るのに迷うほどだ。郷土史にしか見えないものがたくさんあり、その間の戦もせいぜい数百人程度のものだった。大軍勢が騎馬と足軽で隊列を組んで戦っているのはごく一部で大抵の場合不意打ちを常道として入り乱れて戦った。そんな戦いがしょっちゅうあった、日本史の中で熱情的であったが、一番産まれたくなかった時代。
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北からの便り [旅]

紅葉は今が盛りの北国では麓まで錦織の様相だ。東北は温泉と紅葉の名所が近くていい。八甲田や十和田、秋保や鳴子もそうだ。花巻だって湯田だってそうだ、温海温泉でも紅葉はきれいだ。どこも黄色いブナやカエデ、赤いナナカマドはある。南の方の赤いハゼやウルシやツタとは色味が違う。毎年のようにどこかに出かけている、特に只見線や米坂線、陸羽東線、北上線はこの時期はいい。青春18の時期ではないがどうせみな各停しかないのだからのんびり行けばいい。田沢湖線や奥羽本線は新幹線ではなく在来線として乗るのがベスト。五能線や花輪線だって負けてはいない。秋田内陸縦貫線はほんとに秘境を抜けていくがこれに紅葉が加わって最高。また、旅に出たいな、旅の神様に誘われてリュックサック一つで。
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