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坂道を登って [心象のスケッチ]

遠い坂道を見上げながら歩く
電柱の列が続いている
街灯がつきはじめたころ
私は一人後ろ髪惹かれながら
それでも足を進める
もう戻ることはない
いや戻ることは物理的に不可能なのだ
時の逆行は許されない
だからこの坂道を登るしかないのだ

足を止めることは許されていない
泣こうが笑おうがどうでもいい
私はすべての人々は進むしかない
どこに続くかはわからない
思うような

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