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簿記だって? [世捨て人]

会社に入って最初にやったのが経理、卒業したのは政治経済各部でも政治学科だったから会計などやったことはないし簿記すら知らなかった。だから、貸借もよくわからなかった。夜学の会計教室に2か月間通ったけれど、決算が来れば実務に追われる日々でとても勉強どころではなかった。だから、簿記の資格も取らず終い。1年目は金銭債権や棚卸資産などの流動資産関係の担当だった、2年目には固定資産(建設仮勘定の精算や取得、減価償却)や製造原価計算をした。3年目に販売費と労務費特に賞与引当金や退職給付引当金と支払いを担当した。4年目は総合予算と決算開示業務(連結は今よりずっと易しかった)、外貨やデリバティブの評価もこの頃だった、5年目で税務計算申告(国税調査対応含む)とか圧縮記帳、で経理を出て行った。実務はわかるが一般的な知識は低いのかもしれない。最近の切れの無さはこの時にちゃんとゼロからたたき上げれば違ったのかもしれない。金銭債権や小口現金の帳簿管理していた時、出先の現預金の動きがおかしいと、小さな横領を発見したこともあった。毎月、月中に払いだされた現金が月末に返ってきて、また翌月初めに払い出される。一番わかりやすいパターンだった。自分でいうのは嫌だったから上司に頼んだが、少額だったので穏便に済ませたようだ。まあそれならそれもよい。それ以来経理には戻ったことがない、できがわるすぎたからかな。
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