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16の頃 [思い出]

あの雨雲が切れて青い空がのぞいたら走りだそう
濡れた舗装道路を滑るように
揺れる木漏れ日を体に受けて
白い洋館のタイサンボクの前まで

息を切らした君の顔がかわいくて目を逸らした
すれ違いの恋の行方も分からずに
抱きしめた16のころ
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