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生き物を飼えない [弱音]

チュールのコマーシャルを見ると猫が飼いたくなる。猫の思い出はなんだかうれしい、背中に載せたり膝に載せたり腕をもって躍らせたり、猫の方は仕方ないなあとあきらめ顔だった。猫じゃらしの代わりに紐や毛玉で遊んでやると時々噛まれたり猫パンチされたりした。夜は同じところで寝ていたが、夜中に胸の上に乗られてくるしいい思いをした。虫や蛇やネズミの死体が置いてあることもあった。二階から雀にジャンプして転落したり大きな銀杏の木に登って降りれなくなったりした。つまみ食いをお袋にとがめられたり、炬燵の中で足が動くと引っかいたり噛みついたりしてみんなに叱られていた。前代の猫は雌だったが戸棚や玄関の開け方を知っていた。だから自分で出て行ってしばらく買えっこない時もあった。ここで言う猫は二代目で雄だが少しどんくさいところもあった。キジトラの緑目で見目うるわしいきれいな猫だった。縁側で横になって寝ていると同じ格好で猫が横になっていた。その猫依頼猫は買っていない、一人暮らしで買えない場所にいたことと別れが悲しいせいもある。今のマンションなら買うことはできる、だけどなんとなく勇気がない。幸せにできるのか不安だから、生き物を買うのは生半可ではいけない、そうおもおう。

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