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死んだこの年を [詩(うた)]

私より若くして亡くなった人たちを時々思い出してみる
特に10代であっと言う間に人生を駆け抜けてしまった人たち
遠い昔の記憶なのにすぐ昨日のことのように覚えている
あまりに急な出来事に時間がとまったように凍り付き
記憶の壁に張り付いている
病気や事故やいろいろな原因はあるけれど
残った思いはどこをさ迷っているのだろう
死すべき定めの人の子とはいえ
夭折と言う言葉の儚さよ
既に苔むした石の下で小さな壺の中にあって
花を手向ける人も絶え果てても
昔の輝きを私に投げかける
嘆かはしいほど変わり果てた私は返す言葉もなく
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