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命なんて [世捨て人]

故郷の川に高い橋がある、子供たちは度胸試しのために欄干の上を歩いていた。私は臆病だったし体幹が弱いので絶対歩かなかった。だけど低い鉄棒の上をひょいひょいとあるいていた。40mもある崖を藤の弦につかまって登ったり下りたりした。自転車で斜めの土手を勢いつけて登ったりした、失敗してさかさまになったりもした。子供ってどうして愚かなんだろう、嘉門達夫の歌に「少年はいつの日もバカ」というのがあるが全くその通り。もしあの愚かな行いで死んでいたら、本当の馬鹿者。でも、きっとそんなことで命を落とした人も世の中にはいるのだろう。命なんて不思議なもの、表裏のコインのようで。
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