幽霊として生きる [世捨て人]
本当はここにあってはいけないものとして
私の存在があるのだろうか
誰にも気づかれないが
どこか情念の外にある異様な気を放ち
死んだ魚の目で往来を見ている
憑りつくわけでも祝福するわけでもない
まるで空間と時間の隙間で待つ
幽鬼のようなもの
そうやって人と街を見ながら
ヤガテ腐敗して消える
それだけのために今は生きている
すでに生きながら幽霊になっている
私の存在があるのだろうか
誰にも気づかれないが
どこか情念の外にある異様な気を放ち
死んだ魚の目で往来を見ている
憑りつくわけでも祝福するわけでもない
まるで空間と時間の隙間で待つ
幽鬼のようなもの
そうやって人と街を見ながら
ヤガテ腐敗して消える
それだけのために今は生きている
すでに生きながら幽霊になっている
2021-12-22 08:00
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