あの日のあなたは [心象のスケッチ]
卒業式の日の暖かな午後
あなたは僕の手握ってくれた
切れ長の目からとめどなく落ちる
涙を拭いもせずに
どうしてこんなにも辛いのだろう
こうして逢っている事さえ
隠し通さなければいけないなんて
白い頬と流れ落ちる黒い髪
その香りに巻かれながら僕はキスした
あなたの美しさはあのまま心に映っている
ほんの一瞬に訪れた光と影
まだ17歳の僕
あなたは僕の手握ってくれた
切れ長の目からとめどなく落ちる
涙を拭いもせずに
どうしてこんなにも辛いのだろう
こうして逢っている事さえ
隠し通さなければいけないなんて
白い頬と流れ落ちる黒い髪
その香りに巻かれながら僕はキスした
あなたの美しさはあのまま心に映っている
ほんの一瞬に訪れた光と影
まだ17歳の僕
2021-03-14 09:00
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