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いろんな事象と向き合う1 [心象のスケッチ]

自分という人格の中に先天的なものというのはとても少ない。ある事象や教育、しつけなどによって後天的に形成されたものが大半だ。その事象の中でやはり交通事故が一番大きかったといえるだろう。9ヶ月ほどの入院生活の中で、耐えること、思いやること、自分だけが苦しんじゃないということ、そして命の大切さ。死を待つだけの人に贈る言葉なんてない、ただ見つめているしかい無力な自分。それでも、いろいろな人がいて、自分勝手な困った患者もいた。ほんの小さな傷でも痛い痛いとわめきちらし、ナースコールを押しまくる、挙句の果てには他の患者に毒づく、でもそういう患者を見ているから、自分はそうならないように努める。僕の人格形成であの9ヶ月は決して無駄ではなかったと感謝している。
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