誰かを信じて

このまま何かを見つけられなくても、僕は人を信じて生きて行くのだろう。少しぐらいの痛みなら、傷つけるよりいいだろう。友や恋人やたくさんの愛に囲まれて、本当に孤独なはずはないけれど。自分の生きていく方法は知っているから、孤独な時代もきっと乗り越えられる。だから、笑い顔をみんなに振りまいて、少しくらいの涙はうつむくだけですましてしまおう。あの、大空の鳥のように僕は羽ばたけるかな、たくさんの人生をはるかに見ながら、僕は飛んでいく、いつでも何があっても、人を信じて。